ドリームエリアは、同社が提供する連絡網サービス「マチコミ」において、学校・施設管理者用ツールと保護者向けアプリのリニューアルを、12月6日に発表した。
「マチコミ」は学校と保護者間の連絡をデジタル化し、教員と保護者の負担を軽減する連絡網サービスで、プリントの配布や電話連絡など従来のアナログな方法による連絡の不便さを解消できる。
今回、学校・施設管理者用ツールに追加された機能は以下の通り。
(1)管理画面トップのリニューアル
「日々の業務を素早く把握し、迷わず業務に入ってもらいたい」という思いから、管理画面のトップページがリニューアルされた。お休み連絡や体調・連絡ノートの申請/承認状況が大きく表示されるため「今日やるべきこと」が一目でわかり、すぐ業務に取りかかれる。
また、イベント出欠やアンケートは締め切り日が近いものから優先的に表示され、期日や回答状況を即座に把握できる。さらに各項目を並び替えて管理者ごとに使いやすい画面にカスタマイズすることも可能。
(2)アンケートPLUS機能
「アンケートの回収や集計に時間がかかる」という学校側の課題に目を向け、アンケートの配布→回収→集計が自動化された。これにより、従来のアンケートにかかっていた手間や作業時間を大幅に削減できる。
また、未回答者に対しては自動で回答を促す「リマインド機能」を搭載。回答期日の前に保護者へプッシュ通知で知らせ、アンケートへの回答忘れを防止する。作成されたアンケートは保護者のアプリに「やることリスト」として表示されるため、保護者側のタスクも明確になり、期日内の提出につなげられる。
学校評価や保護者アンケートなど、大規模なものから普段の保護者向けのものまでさまざまな形式のアンケートを自由に作成することも可能。
(3)ラベル機能
施設側にとって重要な内容のメールでも、保護者側にとって重要度が低いとメールを見てもらえない場合や確認が後回しになってしまうケースがある。そこで、施設・保護者間のメール連絡を効率化するため、新たに「ラベル機能」が追加された。
例えば、重要なメールには「重要」ラベルを付けることで保護者のメールの開封を促進できる。ラベルごとにメールを絞り込むことが可能なため、任意のメールをすぐに見つけ出せる(アプリでラベルを表示する場合は、最新版の「マチコミ」アプリが必要)。
また同社は、保護者の負担を軽減するフォロー機能を搭載した、アプリの新しいトップ画面のリリースを2023年1月中旬に予定している。トップ画面には学校から依頼されているさまざまなタスクを「今日のやること」としてまとめて表示し、児童の体温登録やアンケート・イベント出欠の提出期日などをトップ画面からすぐに確認し、対応できる。
画面の見やすさやボタンの押しやすさといった操作性を改善し、利用できる機能を集約することで保護者が迷わずに操作できることを目指す。
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