学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「卒業」に関するアンケート調査の結果を12月14日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」の会員に対して11月17日~12月4日の期間に行われ、441名から有効回答を得ている。
調査対象者に、卒業式は「リアル」で実施したいかを尋ねたところ、「『リアル』で実施したい」とする回答が、前年調査を5.3ポイント上回る82.1%を占めた。学生からは「一生に一度だから、リアルで体験したい」「キャンパスに通えない時期もあったからこそ、友だちと思い出に写真を撮りたい」といった意見が寄せられている。
卒業までに取り組みたいことを尋ねた質問(複数回答)では、「ゼミ・卒業論文」(79.6%)がもっとも多く、「卒業旅行」(62.6%)、「アルバイト」(58.5%)、「大学の友人との交流」(52.2%)がそれに続いた。「ゼミ・卒業論文」と答えた学生からは「卒業論文は研究の集大成なので、悔いを残さないように完成させたい」「コロナ禍で、大学の授業に力を入れてきた。しっかりと成果を残せるようにゼミの活動を最後まで頑張りたい」といった意見が、「卒業旅行」と答えた学生からは「行動制限も緩和されているので、学生生活を楽しみたい」「コロナ禍でなかなか外出の機会を得られなかったので、卒業までの期間で友だちと旅行に行きたい」といった意見が寄せられている。
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