上智大学は、COIL国際シンポジウム「人間の安全保障と多文化共生に係る課題発見型国際協働オンライン学習プログラム」を、お茶の水女子大学と静岡県立大学と共同で、12月15日に開催する。開催形式は対面・オンラインのハイフレックスで、参加費は無料。
COIL(オンライン型国際協働学習プログラム;Collaborative Online International Learning)型教育は、日本国内にいながらオンラインで海外大学と接続し、授業内外で交流・協働を行う教育手法。同大学では、2018年の文部科学省「大学の世界展開力強化事業」への採択を機に、語学科目や留学準備講座などの全学共通科目をはじめ、教育学科、看護学科、国際教養学科などの授業で導入されている。この度のコロナ禍で、留学が困難になった学生へのグローバル教育プログラムの提供として活用されるなど、注目を集めている。
同シンポジウムでは、COIL型教育がもたらす学習効果や、3大学の連携によって実現した合同プログラムなど、新しい試みの成果が発表される。また、各大学におけるオンライン教育に関する取り組みや、3大学連携の展望について共有し、国内外におけるオンライン教育の在り方や大学間連携の意義について議論する。
開催日時は12月15日の10時~13時で、対面会場は上智大学四谷キャンパス 2号館17階1702国際会議場。参加には事前申し込みが必要で、締め切りは12月14日の13時。
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