ベンキュージャパンは、西武学園文理小学校がICT教育の環境構築を目指して、同社の短焦点スマートプロジェクター「EW800ST」を導入したことを、12月1日に発表した。
西武学園文理小学校では、従来使用していた天吊りタイプのプロジェクターが抱えていた、移動させることができず配線が多いためメンテナンスやデバイスの接続に手間とコストがかかるという課題を解決すべく、今回の「EW800ST」採用に至っている。
「EW800ST」は、使用時にパソコンなどへのアプリケーションのインストールが不要で、最短3ステップで簡単にミラーリングできる。西武学園文理小学校では、児童1人1台のiPadを導入しており、参考になる答えを書いた児童のiPad画面を直接投影して、その場ですぐに全員に共有することが可能となった。
また、ミラーリング中でもインターネットに接続できるので、Web上の資料や動画を使って補足するなど、学びをより深められる。さらに、付属の無線LANドングルを使用することで、外部での学校説明会など外出先に無線LAN環境がない場合でも、ミラーリングが可能となっている。
そのほか、設置場所から85cmの距離に投影できる短焦点設計であり、教卓に設置して授業が可能なので、プロジェクターを持ち運ぶ先の教室サイズを問わず使用できる。また、ワイヤレス接続なのでケーブル接続に迷うことなく、ICT機器に苦手意識を持つ教員でも扱いやすい点もメリットと言える。
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