マイナビは、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査~中間総括~」の結果を、10月28日に発表した。同調査は、10月5日~14日の期間に行われ、1881名(文系男子:320名、文系女子:818名、理系男子:325名、理系女子:418名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、10月5日時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験へ参加した割合は、前年より4.0ポイント増の87.6%で、2015年の調査開始以来もっとも高い数値となった。
インターンシップへの参加目的としては、「どの業界を志望するか明確にするため」(65.6%)が最多となり、「どの職種を志望するか明確にするため」(55.4%)がそれに続いている。文理別では、どちらも「どの業界を志望するか明確にするため」がもっとも多いが、文系では「視野を広げるため」(56.6%)、理系では「特定の企業のことをよく知るため」(54.4%)が2位となった。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して、自身に変化を感じた点を尋ねた質問では、「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性がわかった」(58.1%)が最多となり、2022年卒と比較して約1.6倍と大きく増加している。
今後参加したいプログラムの特徴としては、「複数日程のなかから参加日を選べる」(31.5%)がもっとも多かった。
インターンシップへの参加にあたって、困っていることとしては、「参加する時間の余裕がない」(46.9%)が前年より7.5ポイント増で最多となった一方で、「新型コロナ禍で対面参加ができない(しづらい)」(21.2%)は前年より16.0ポイント減少している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア