情報処理学会は、高等学校情報科の教員のためのオンデマンド研修を10月15日より開始した。現場の教員以外も参加できる。
情報処理学会は、文部科学大臣から免許状更新講習規則(平成20年文部科学省令第10号)第1条第4号の規定に基づき、教員免許状更新講習の開設者として指定を受け、2014年度より教員免許状更新講習を実施してきた。教員免許更新制は2022年7月1日に廃止されたが、同会は高等学校情報科研修の必要性を鑑み、文部科学省等と連携しながら、これまでの教員免許状更新講習の内容を継続した教員研修を実施している。
本研修では、知識技能刷新のための24コンテンツから、オンデマンド視聴期間中に受けたい講座をいくつでも自身のタイミングで受講できる。
申込締切は12月15日で、視聴期間は2023年1月31日まで。参加費は、情報処理学会会員、東京都高等学校情報教育研究会会員が無料で、それ以外の人は受講講座数に関わらず一律2000円。
また、今回はオンデマンド研修申込者を対象に「情報入試」オンデマンドの特典として「情報入試<超最新補遺>ver.2022.12」のリアルタイム研修(オンライン配信)が冬休み中(12月27日 14時~15時)に行われる予定。
なお、受講した講座ごとにデジタルバッジが交付される(12月実施予定のリアルタイム研修はデジタルバッジの交付なし)。このデジタルバッジは、受講したことの証明として利用できる偽造不可能なデジタルデータとなっている。
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