モノグサは、同社が提供する、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」において、「数式手書き認識機能」をリリースした。これにより、分数や累乗を活用した問題が解きやすくなり、数学や物理の複雑な数式問題における学習の幅が広がった。
一般的に学習における記憶は、漢字や英単語のような暗記が点数に直結する領域が想起されやすい傾向にある。しかし、実際には数学のような問題解決領域においても記憶が大きく関わっている。 九九など単純な計算はもちろん、数学の高度な問題についても定理や類似問題に関する知識があることによって問題解決できる幅が広がる。
今後「Monoxer」では、従来記憶では解決できないと思われていた数学領域についても本格的にサポートを開始し、ユーザーの幅広い分野における記憶をサポートしていく。
これまで「Monoxer」で数式問題に取り組む場合においては、オリジナルのキーボードを活用して解く形式となっていた。「数式手書き機能」をリリースしたことで、学習者が手書きした数式を認識して解答に用いることが可能になった。これにより、算数、数学の公式の記憶定着から、数学や理科の複雑な数式問題における実用性が高まった。
「数式手書き機能」では、途中式を記載する「計算ペン」と答えを記載する「回答ペン」を活用して端末上に手書きできるため、複雑な問題では途中式を記載しながら問題を解き進めることもできる。
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