岩手インフォメーション・テクノロジーは、同社が提供する教育・保育施設向け行政報告資料出力システム「おがフォーム」が青森県推奨の行政報告資料の出力に対応したことを、10月13日に発表した。
教育・保育施設では毎月・毎年、自治体ごとに作成されたレイアウトの報告資料を提出している。行政報告資料作成の作業はデータの入力・手計算などがあるが、入力間違いや作業時間の増大を引き起こし、施設、自治体双方の負担となっていた。
「おがフォーム」は、保育業務支援システム「おが~るシステム」に蓄積された「登降園打刻」「園児名簿」「職員名簿」などの実績を参照し、ボタン一つで行政報告資料の出力を行うことができるシステム。エクセルによる計算ミスや計算式の削除などの入力負担を軽減できる。
この度、青森県で推奨されている保育所向けの帳票集(全36帳票)に対応することとなった。
同システムでは依頼のあった自治体用に作成することができ、現在14自治体に対応している。
「おが~るシステム」は、保育士の業務負担の軽減を目的として、自治体と大学との共同研究により開発された保育業務支援システムで、以下のようなさまざま機能により手書きや手計算の時間を削減できる。
- タブレットPC・バーコードリーダー・ICカードなどを使った登降園
- 独自のレイアウトに、入力・引用ができる計画・日誌作成
- 延長・預かり保育料の計算と特別保育事業に関する自治体への実績報告用のデータ出力
- 登降園打刻がリアルタイムに反映される登降園状況確認
- 登降園情報をもとに保育料金を算出・請求
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