ICHINOYAは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)と毎年日本で開催している高校生向け夏期学習プログラム「GLOBAL TECH(グローバルテック)」の次期協力校募集を、10月に開始した。「GLOBAL TECH」は、2019年からこれまで計4回行われており、次期開催は2023年1月を予定している。
「GLOBAL TECH」では、実際にMITの学生たちが使用する全編英語の教材を使用しつつ、小型自動運転車の開発に関わる「自動車やセンサーの原理」「Pythonによるプログラミング」「AIによる画像処理」といった、テクノロジー分野のさまざまなテーマについて実践的に学んでいく夏期プログラム。
無料で参加できるプレコース(2月初旬から約10週間)にて基礎知識を習得した後に、より実践を意識した内容のサマーコース(5月末から約10週間)で学んだ技術を活用し、サマーコースはMITのボストンキャンパスでの参加も可能。なお来年度は、新型コロナ感染症の影響で過去2年間オンラインで開催していたファイナルイベントを、MITボストンキャンパス内で開催する予定となっている。
生徒は各々の学習目的に応じたコースを選択でき、2022年からは「自動運転コース」と「機械学習コース」を開講している。
「自動運転コース」ではロボットの制御基礎を学習し、LiDARなど主要部品の知識も習得可能。コース最終日にはシミュレーションや実機を利用したレースを行う。
「機械学習コース」では機械学習を学び、深層学習を使った画像認識・音声認識・文章認識を行う。コース最終日には、機械学習を通して学んだことや、試行錯誤したことをプレゼンテーションにまとめて発表する。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア