COMPASSは、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」が長野県飯田市の全市立小中学校における本年度の指導の一環として正式採用され、2022年4月より28校、約3600人の児童生徒が利用開始したことを、10月6日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、さらに2022年9月には文部科学省のCBTシステム「MEXCBT」と連携し、学習eポータル+AI型教材としてサービス提供を開始した。現在、全国の170自治体以上、小中学校約2300校で100万人が利用している。
飯田市では、同市の教育の重点「学力の保証・向上」「温かな人間関係づくりと誰ひとり取り残さない教育や支援」に向けて、学習者用1人1台端末を活用した「協働的な学び」「個別最適な学び」「探究的な学び」を目標に、取り組みを進めている。
学校現場でさまざまな学習ツールに触れ、特徴を理解していく長期的な計画の中で、AIが児童生徒一人ひとりのつまずきを解析して個に応じた出題をする「Qubena」の特徴や、子どもたちが主体的に学習に取り組めるデザインが評価され、本年度の市内全小中学校28校(小学5年生~中学2年生、対象学年は学校によって異なる)の約3600人での採用に至った。
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