スタディプラスは、同社の教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」を、2023年4月から大幅にリニューアルして提供する。
今回のリニューアルは、「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」「デジタルトランスフォーメーション」の3つをコンセプトとしている。
「デジタイゼーション」では、教育機関がこれまでアナログで管理していた、入室記録、出席記録、面談記録、生徒家庭連絡といった「情報」をデジタル化する。
「デジタライゼーション」では、教育機関がこれまでアナログで実施していた、生徒への課題や宿題の配信、学習進度表の配信といった「業務」のデジタル化を行う。
「デジタルトランスフォーメーション」では、あらゆる学習ログを一元化・可視化し、教員の業務負担を軽減しつつ、生徒一人ひとりの学びの個別最適化を実現していく。
今回のリニューアルにともない、新たに無料プランの提供も開始される予定となっており、無料プランでは「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」に対応する機能を無料で利用できる。
現在、「Studyplus for School」では「教室管理システム」「学習管理システム」を有償提供しているが、今回のリニューアルによって、現在提供中の「教室管理システム」と、新たに対応を開始する「教材配信システム」をあわせて無償提供する、無料プランを追加する。
無料プランの具体的な特徴としては、これまで有償提供されていた「教室管理システム」を無償提供。生徒の入室、出席、予定、成績などの管理や、保護者・生徒との連絡など、多岐にわたる業務のデジタル化が可能になる。
さらに、教員のオリジナル教材や市販教材を生徒に配信する機能が新たに搭載され、AIが生徒一人ひとりの定着状況にあわせて問題を配信するため、効率よく学習できる。
なおリニューアルに先立ち、10月3日~2023年3月31日の期間、「教室管理システム」「教材配信システム」「学習管理システム」のトライアル利用が可能になる(2023年4月1日以降、「学習管理システム」は有料プランに切り替わる)とともに、10月5日~31日の期間には平日毎日2回にわたって無料のオンライン説明会が開催される。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア