佐賀大学とサイバー大学は、単位交換協定を締結したことを4月2日に発表した。
今回の単位交換協定の締結によって、佐賀大学の学生は平成30年度秋学期より、サイバー大学が提供するeラーニング科目(教養科目およびIT・ビジネス系専門基礎科目からなる60科目以上)の中から希望する科目を履修し、修得した単位を卒業要件に加算できるようになる。
佐賀大学の学生が、サイバー大学の単位互換科目を受講する場合は、サイバー大学の学生と同様に「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」を利用する。受講をはじめ、顔認証・顔監視をともなう期末試験などは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末を用いてオンラインで完結するほか、授業内容の質疑応答や学生間のコミュニケーションが可能な科目ごとの各種掲示板も用意している。
サイバー大学との単位互換協定を締結した国立大学は、佐賀大学が初で、これまでデータサイエンス教育の導入を進めてきた専門分野だけでなく、リベラルアーツ分野においても初期投資を行うことなく、より幅広いカリキュラムの拡充が実現する。
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