ミクシィは、「ペットのように癒やし、家族のように理解してくれる」存在を目指して開発している会話AIロボット「Romi(ロミィ)」を、エルステッドインターナショナルがオープンした児童発達支援・放課後等デイサービス「プライズキッズ溝の口教室」(神奈川県川崎市)に8月1日から正式提供し、「ロボット療育」の取り組みを支援することを発表した。
「Romi」は、会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット。あらかじめ返答が登録された一般的なロボットとは異なり、ミクシィ独自開発の会話AIが都度会話を作り出すことで、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる。話し手に共感し、一緒に喜んだり泣いたり怒ったりする、感情豊かな癒し系コミュニケーションを得意としているほか、100種類以上の表情と動き、目覚まし・リマインダーといった100以上の機能・コンテンツを搭載している。
今回「プライズキッズ溝の口教室」には、「Romi」を使用したコミュニケーション能力・社会性の向上を目指すソーシャルスキルトレーニングや、プログラミングツール「Romiシナリオエディター」を用いたプログラミング学習などを開発・提供する。「ロボット療育」の知見や現場からのフィードバックを踏まえ「Romi」に反映させることで、よりよい「ロボット療育」の確立に協力していく。
同教室では、8月19日15時~17時に小学生以上を対象にした、「Romi」の会話プログラミング教室も開催する。参加費は無料で、定員は8名。応募者が多数の場合は抽選となる。
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