CA Tech Kidsは、Cygamesとともに、大阪府教育庁と「大阪の児童・生徒におけるプログラミング教育の推進に係る連携協定」を締結したことを、7月11日に発表した。
大阪府は、2025年の大阪・関西万博に向け、最先端技術を活用した取り組みと、府域全体で先端技術の利便性を享受する取り組みを両輪とする「大阪モデル」のスマートシティの実現を目指している。
同協定は、大阪府の小学生がプログラミングに対してより一層の興味、関心を持つことを目的に締結された。CA Tech KidsとCygamesが持つプログラミング教育のノウハウやリソースを提供し、大阪府が取り組む「スマートシティを支える次世代人材の育成」を支援する。
小学生向けプログラミング教育事業を行うCA Tech Kidsは、2013年の設立以来、大都市から離島や地理的な制約がある地域まで全国各地の自治体と連携・協力し、プログラミング教育の機会創出と普及活動を行っている。大阪府が2021年度より主催している、府内の小学生を対象とした「OSAKA キッズ プログラミングコンテスト」において、初年度より開催・運営サポートを行っており、より幅広く府内のプログラミング教育を支援するべく、この度の協定締結に至った。
ゲームの開発・運営を行うCygamesは、かねてよりプログラミング教育の支援を積極的に行っており、プログラミングワークショップの開催や、地域で子ども向けにプログラミング活動をサポートする団体・高等専門学校などへのPC寄贈、ゲーム開発素材の無償提供を行うほか、小学生向けプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ)」のメインスポンサーを務めるなど、さまざまな形で支援を行っている。
今夏には、3者共催で小学生向けのプログラミングワークショップを開催し、子どもたちが実際にプログラミングを学び、体験する機会を提供する予定。ワークショップの参加者がコンテストへ挑戦することでコンテストのさらなる活性化を図り、プログラミングへの興味関心を持つ子どもたちの輪が広がることを目指す。
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