リクルートは、千葉県船橋市から事業委託を受けて、同社が提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用した、ひとり親家庭における高校生の学習支援・キャリア支援事業を開始することを、6月30日に発表した。
学習支援事業では、「スタディサプリ」と貸出用のタブレット端末が用意され、高校生は苦手克服から先取り学習まで自身に合った学習を受講できる。また、学習教室も開設し常駐するスタッフ(おもに大学生)による対面での指導も行う。学習への意欲やモチベーション向上のための声掛けや、自分で学ぶ力を養うための学習計画のサポートを通じてさらなる学習習慣の定着を目指す。
学習教室は、船橋市内にある2か所の公共施設にて、児童扶養手当を受給する家庭の高校生を対象に、7月から週2回行われる。
セミナー型キャリア支援事業では、学習や進学の意欲向上につながるセミナーを実施するとともに、ロールモデルの獲得につながり得る社会人との交流会、現役大学生との交流会など、5つのテーマにわたってセミナーを開催する。ひとり親家庭の高校生が、将来の夢ややりたいことを考えるきっかけづくりをサポートする。
以下のようなテーマの、計10回程度のセミナーを予定している。
- 勉強意欲向上のためのスタートアップセミナー
- 受験および進学などに関するセミナー
- 基本的な社会生活習慣を定着させるためのセミナー
- ロールモデルを描くための、社会人によるセミナー
- 現役大学生などとの交流体験
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア