JTBコミュニケーションデザイン(JCD)は、小学校でのプログラミング教育に活用できる「JCDプログラミング教材」の無償提供を開始したことを、6月23日に発表した。
「JCDプログラミング教材」は、 公立小学校向けプログラミング教育推進事業者として多くの実績を持つヴィリングと協同で、小学校でのプログラミング学習授業に合わせて開発した教材。小学校の新学習指導要領に合わせ、ビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」や「Viscuit(ビスケット)」の使用を前提とし、小学1~6年生まで学年ごとに難易度、指導の要点をまとめた内容となっている。「授業案」「教員向け指導動画」「指導補助の副教材」「児童用動画」の4項目で構成されているため、授業の準備時間の削減や授業での指導ポイントが整理できる点が特徴。
「JCDプログラミング教材」の内容は以下の通り。
- 1年生:「ビスケット」でコンピュータ語を書こう(教科外)
- 2年生:まとまりに分けて、お話しを書こう(国語)
- 3年生:ローマ字で自己紹介をしよう(国語)
- 4年生:いろいろな意味を持つ言葉でクイズプログラミング(国語+教科外)
- 5年生:正多角形と円(算数)
- 6年生:拡大図と縮図(算数)
JTBコミュニケーションデザインは本教材を通じて小学校でのプログラミング教育をサポートし、物事を「論理的に考える力」や「考え抜く姿勢」の育成を応援していく。
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