誠文堂新光社は、小学生から始められるロボットプログラミングの入門書『あそべる! 通じ合う! てづくりAIロボット』を7月5日に発売する。
本書は、手軽なキットを用いて2種類のロボットを作ることができる一冊。小学生が自分の力でロボットをつくり上げ、初心者でも使いやすいビジュアルプログラミング環境を使い、AI(人工知能)を使ったプログラミングでロボットを動かせる。初めてでも取り組みやすく、また高度なAIプログラミングを体験できる内容になっており、夏休みの自由研究にも活用できる。
使用するキットは、ロボット工作キット「ユカイな生きものロボットキット」、プログラミングや無線操縦ができるモジュール「ココロキット」「ココロキット+」。そのほか、プラスチック段ボールや紙コップなど身のまわりにある材料で作った紙工作を応用すれば、自分だけのロボットを作ることも可能。
ロボットを動かすプログラムは、Scratchを応用した初心者でも作りやすいビジュアルプログラミング環境で、AIプログラムは「Teachable Machine」を使用する。いずれもWebブラウザから使うことができる。
作成可能な2種類のロボットは、「画像認識」「音声認識」「ポーズ認識」のAIプログラムと組み合わせることで、笑いかけると喜ぶ、名前を呼ぶとそばに寄ってくる、手を上げると真似をするといったことができるコミュニケーションロボット。さらに工夫することで、誰かの顔を見たらドキドキするといったプログラミングも可能。
本書で紹介しているAIロボットのプログラムは約15種類で、ロボットが動く仕組みからAIの仕組みまでを、作りながら学ぶことができる。
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