千は、未就学児、園・学校に通う子どもを持つ保護者261名を対象に実施した、「子どもの熱中症に関する保護者の実態調査」の結果を6月20日に発表した。同調査は、5月1日~31日の期間に行われている。
調査対象者に、大人より子どもの方が熱中症になりやすいということを知っているかを尋ねたところ、「知っている」とする回答は90.80%に達した。
熱中症を意識するタイミングを尋ねた質問(複数回答)では、「屋外で遊んでいるとき」(97.32%)がもっとも多く、以下「屋外でスポーツ・運動をしているとき」(71.26%)、「屋内でスポーツ・運動をしているとき」(50.57%)が続いている。
どのような情報から熱中症の危険度を判断しているかを尋ねたところ(複数回答)、「天気予報」(88.51%)、「日差し」(72.41%)、「身の回りの計測器(温度計、温湿度計、熱中症計など)」(37.93%)が上位を占めた。
子どもの熱中症対策を行っているかを尋ねた質問では、「行っている」という回答が88.51%に達している。
実際に行っている子どもの熱中症対策としては(複数回答)、「水分補給」(99.57%)が最多で、「帽子を着用する」(90.91%)、「気温・体温に合わせて衣類を調整する」(86.15%)がそれに続いた。
園・学校でのマスク着用についてどのように思うかを尋ねたところ、「十分な距離が保たれているときは外していいと思う」が44.06%、「運動時は外し、室内では着用するべきだと思う」が38.31%、「子どもは自己判断での着脱が難しいため常に外しておいていいと思う」が13.03%、「常に着用するべきだと思う」が2.68%となっている。
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