SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ニュース

23年卒の高校新卒採用、「増やす」と「昨年同様」の合計が約8割を占める【ジンジブ調査】

 ジンジブは、企業の新卒採用担当者を対象に実施した、2023年卒の採用募集人員の増減や入社後のフォローに関する実態調査の結果を、6月1日に発表した。同調査は、4月14日~16日の期間にインターネットで、4月13日~22日の期間にメールにて行われ、540名(うち高卒採用実施は295名)から有効回答を得ている。

 調査対象者に、2023年卒の高校新卒の採用計画において、前年と比較して求人募集人数の増減があったかを尋ねたところ、「増やす」が35%、「変わらない」が49.3%、「減らす」が5.6%、「採用を辞める」が0.7%、「未定・わからない」が9.4%だった。

 2023年卒の高校新卒の採用計画において、前年と比較して求人募集人数を「増やす」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「若手人材の採用に力を入れるため」が70%、「業績向上における事業拡大のため」が50%、「高卒人材が自社に合っていると感じたため」が49%となっている。

 2023年卒の高校新卒の採用計画において、前年と比較して求人募集人数を「減らす」「採用を辞める」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「業績悪化のため」が38.9%、「2022年卒の高卒採用で多く採用できたため」と「他の採用計画で採用人数に充足したため」がそれぞれ27.8%、「過去に採用活動を試みたが上手くいかなかったため」が11.1%だった。

 高卒採用を始めて1~3年目の企業の採用担当者に、高卒採用を始めた理由を尋ねた質問(複数回答)では、「若手人材の層を厚くするため」が72%、「人材不足のため」が48%、「高卒採用が自社に合っているため」が38%、「高卒人材のイメージが向上したため」が36%となっている。

 1年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、2022年卒の高卒採用の採用人数の充足を尋ねたところ、「充足した」が36.7%、「充足していないが少なくとも1名は採用できた」が40.6%、「1名も採用できなかった」が17.5%、「答えられない・わからない」が5.2%だった。

 2022年卒の高卒採用の採用人数の充足に関して、「充足していないが少なくとも1名は採用できた」「1名も採用できなかった」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「応募者が集まらなかったため」が54.8%、「コロナの影響で採用活動ができなかったため」が41.6%、「応募者はいたが自社に合わないと感じたため」と「人員不足で採用活動に時間をさけなかったため」がそれぞれ25.3%となっている。

 3年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、コロナ禍前と今とで高校新卒採用で変わったことを尋ねたところ(複数回答)、「高校訪問が出来なくなった・減った」と「採用イベントの減少」がいずれも46.5%でもっとも多く、「職場見学の受け入れができなくなった・減った」(36.7%)、「応募者の減少」(31.8%)がそれに続いた。

 コロナ禍前と今とで高卒採用活動の取組みを変えたことについて尋ねた質問(複数回答)では、「オンラインの職場見学を企画した」が32.7%、「進路指導教諭への求人PR活動で郵送と電話を増やした」が29.8%、「オンラインの面接をセッティングした」が28.6%となっている。

 1年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、高卒採用の求人PR期間について尋ねたところ、「充分足りている」が9.4%、「どちらかと言えば足りている」が20.3%、「どちらとも言えない」が25.2%、「どちらかと言えば足りていない」が23.8%、「足りていない」が17.1%だった。

 高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、高校生の就職活動での複数応募ができるようになった場合、併願可能にしたいかを尋ねた質問では、「複数応募可能にしたい」が62.4%、「複数応募不可にしたい」が12.5%、「どちらとも言えない/わからない」が25.1%となっている。

 高校生の就職活動での複数応募ができるようになった場合、「複数応募可能にしたい」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「応募者が増える可能性があるため」と「高校生の応募企業の選択肢は多い方が良いから」が60%以上となり、「さまざまな生徒と出会う機会が増えるため」と「双方で見極めができミスマッチを減らせる」がそれに続いた。

 高校生の就職活動での複数応募ができるようになった場合、「複数応募不可にしたい」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「内定辞退が出る可能性があるため」が70.3%、「併願可能にする意義が感じられない」が32.4%、「応募者の入社意欲を見たいから」が29.7%となっている。

 1年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、内定後から入社までの期間での高校を通じた高校生との接点について尋ねたところ、「複数回接点を取った」が50.3%、「入社の案内のみ接点を取った」が34.6%、「接点を取ってない」が8.7%、「わからない・答えられない」が6.3%だった。

 内定後から入社までの期間、高校を通じて高校生と接点を持ったと答えた人に、具体的な取り組み内容を自由に答えてもらった質問では、「定期的な連絡や入社後に備えた技能習得の予備練習で来社願ったりした」「CADなどの事前学習の機会を与えたり、現場見学を行ったりした」「社内報の送付や、誓約書等の送付、制服サイズの確認等を事前にお願いする書面を送るなど」といった回答が寄せられている。

 1年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、高卒人材が自社に定着するためにどんな課題があるかを尋ねたところ(複数回答)、「配属後のOJT・OFFJT」が38.1%、「高校生と接点を取る機会が少なく採用時のミスマッチが起きている」が33.9%、「入社後の社会人としてのマインドセットが足りない」が32.5%だった。

 1年以上高卒採用を行っていると回答した企業の採用担当者に、高卒人材が定着するための具体的な取組み・制度について尋ねた質問(複数回答)では、「入社後の研修制度の拡充」が60.8%、「定期的な面談」45.5%、「給与・手当」が34.6%となっている。

 高卒人材に対するイメージを尋ねたところ、「魅力的に感じている」が25.2%、「どちらかと言えば魅力的に感じている」が34.1%、「どちらとも言えない」が22.6%、「どちらかと言えば魅力的に感じない」が6.3%、「魅力は感じない」が4.8%、「特に何も感じない」が4.4%だった。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/7631 2022/06/08 08:00

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング