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枚方市立中学校、放課後学習教室で「スタディサプリ」を活用──生徒の約7割がテストの点数向上を実感

 リクルートは、同社が大阪府枚方市から事業委託を受けて運営している、オンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用した放課後学習教室「ひらスタ」において、2021年5月~2022年2月の期間に学習に取り組んだ生徒の学習法と、学力の変化について5月31日に発表した。

 「ひらスタ」には、枚方市内の市立中学校・全19校に通う全学年の生徒のうち希望者(期末時点で230名)が対象となり、各学校内に設置した放課後学習教室にて課業時間外(放課後)に、各学校で月3回程度行われている。各教室に教室責任者および講師を配置することで、少人数学習を実現しており、選択希望教科2科目(英語・数学・国語・理科・社会)を、「スタディサプリ」または持参教材を利用して学習した。

 なお、「ひらスタ」では生徒1人ひとりの学習状況に沿った学習を実現すべく、期初テスト(レディネステスト)を実施して、その正答状況と聞き取り(ヒアリング)での把握結果も踏まえつつ、個別の学習指導計画を作成した上で、学習支援を開始している。

 既習範囲から出題するテストを期初(6月)・中間(12月)・期末(2月)にそれぞれ実施し、その点数を比較したところ、中学3年生では英語で69%、数学で62%の生徒が正答率を伸ばした。また「ひらスタ」に参加した生徒のうち約7割が、登室前後では「学校でのテストの得点が上がった」「勉強のやり方がわかるようになった」と実感している。

 2021年5月~2022年2月の生徒の出席率は平均8割超で、学校行事や部活動・受験といったやむを得ない欠席に加えて、新型コロナ禍での自粛・心理的な通塾控えもあったことを踏まえると、高い水準といえる。

 2020年度末時点との比較では、2021年度末には登録生徒数が70%以上増加したほか、参加した生徒の保護者の満足度は99%に達した。

 同社が提供する「スタディサプリ学校・自治体向けサービス」では、教員の「生徒1人ひとりに寄り添いたい」をICTでサポートするツールとして、全国の高校・小中学校で活用されている。生徒1人ひとりの学習習熟度に合わせた良質な講義動画・オンラインの確認テストなどを通じて、日々の授業の復習や家庭での学習の促進に利用できる。

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