カタリバは、足立区立花保中学校との協働により、学校内に子どもたちのための居場所「リビングルーム」を設立する「リビングルームプロジェクト」を開始したことを、5月23日に発表した。あわせて、学校や生徒、地域の人々と、場所づくりのためのワークショップを5月24日と6月2日に開催する。
足立区立花保中学校とカタリバは、「ASK-After School Katariba」と題して、昨年度から校内に生徒たちのための新たな学び場を開設し、学校内に生徒たちのための新たな居場所をつくる取り組みを行っている。そのなかで、週に1回、会議などで教員たちが不在となる時間にカタリバのスタッフが学習支援を行ったり、冬休みには「冬期特別版After School Katariba」として中学3年生の受験対策や、地域のNPOや飲食店と連携した昼食提供を実施した。
今回開始される「リビングルームプロジェクト」は、昨年度の活動結果をもとに立ち上げられたものとなる。
「リビングルームプロジェクト」は、日々の勉強やテスト対策、受験対策といった学びの場に留まることなく、家のリビングルームのように生徒たちがもっと安心安全に、自由に過ごすことができ、さまざまな学びのきっかけにつながるような校内の居場所づくりを目指している。
生徒や教員、地域の人々、カタリバが集まって行うワークショップでは、参加者全員で模造紙にアイデアを出してブレインストーミングを行ったり、話し合ったりしつつ、リビングルームをどのような場所にしたいか企画案を考える。第1回目は5月24日15時~16時に行われ、第2回は6月2日16時~17時の実施を予定している。
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