スタディプラスは、同社が提供する学習管理アプリ「Studyplus」上で高校1年生~3年生のユーザーを対象に実施した、「大学選びに関するアンケート」の結果を5月16日に発表した。同調査は、4月21日~25日の期間に行われ、1965名から回答を得ている。
調査対象者に、大学選びを始める際にまずどのようなアクションを起こしたかを尋ねたところ、「検索する」が8割超でもっとも多かった。「周りの人に聞く」がそれに続いている。
大学選びを始める際に起こしたアクションとして、「検索する」と答えた人に、最初に起こした行動を尋ねた質問では、「大学サイトを見る」が最多で、「YouTubeで検索」がそれに続いた。
大学選びを始める際に起こしたアクションとして、「周りの人に聞く」と答えた人に、最初に起こした行動を尋ねたところ、「家族に聞く」が約4割でもっとも多く、以下「高校の先生に聞く」「友だち、同級生に聞く」が続いている。
大学選びで重視する項目を、上位3つまで選んでもらった質問では、約9割が「学びの内容」を上位3つまでに選択した。
地域別でみると、「学びの内容」は近畿(89.4%)、中国・四国(91.2%)、九州(90.1%)で多く、「ネームバリュー」は三大都市を含む関東、中部、近畿では多い一方、それ以外の地域では少なく、中国・四国、九州では半数を下回っている。「学費・奨学金」は北海道・東北、中国・四国、九州で多く、関東では全国平均を下回った。「立地」は中部および近畿で、「雰囲気」は中部および九州で多い。
大学選びで重視する項目を3位まで選んだ質問において、1位として挙げた項目は、「学びの内容」が6割超で最多となった。
地域別では、「学びの内容」は中国・四国でもっとも多く、近畿では「学費・奨学金」「立地」を1位に挙げる割合が全国でもっとも高い。また、北海道・東北は「学費・奨学金」、関東は「ネームバリュー」、中部は「雰囲気」、九州は「立地」「雰囲気」を1位に挙げる割合が全国平均よりも高かった。
大学選びで重視する項目を、上位3位まで選んでもらった質問では、2位と3位に「立地」がもっとも多く選ばれている。そのほか、2位では「ネームバリュー」、3位では「雰囲気」が多く選択された。
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