サイバーフェリックスは、同社が経済産業省による「EdTech導入補助金2022」の公認事業者として5月13日に採択されたことを受けて、おもに小学校高学年~中学校に通う児童・生徒のデジタルシティズンシップ育成に特化したデジタル教材「DQ World」および学校向けパッケージ「DQスクールパッケージ」の、無償での実証導入を希望する学校・自治体の募集を5月16日に開始した。
「DQ World」は、おもにICTの活用が日常的になる小学3年生~中学3年生の児童生徒が、インターネットの仕組みやそこで起こるさまざまな事象に対する判断基準や対処方法について学び、インターネットをより肯定的かつ自律的に活用する基盤をつくるための教材。
時間や場所を選ばず、アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットなどを通じて、児童生徒が楽しく主体的に学習を進められる環境を提供しており、以下のような8つのデジタルシティズンシップスキルを習得できる。
「DQスクールパッケージ」には、自立学習型ゲーミフィケーション教材「DQ World」と2種類のレポートに加えて、授業でのより発展的な学びを支える「指導書」「ワークブック」が含まれている。2種類のレポートは学習者個人向けと学校向けで、児童・生徒が「DQ World」での学習を修了すると発行されるようになっており、従来の情報モラル教育の課題とされていた、児童・生徒の習熟度の可視化を可能にしている。
万が一、EdTech導入補助金の実証導入校として採択されない場合でも、同社が独自に提供する「DQ実証実験プログラム2022」を利用して、2022年度内は無料で試験導入ができる。
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