ポプラ社は、本と学びのプラットフォーム「MottoSokka!(もっとそっか!)」から、「Yomokka!(よもっか!)」と「Sagasokka!(さがそっか!)」の2つのサービスの有料版での提供を、小・中・高等学校向けに4月より開始した。
「Yomokka!」は、子どもたちに紙の本だけでなく情報端末を通じた「読書」の選択肢を増やし、幅広い読書機会の提供を目指すサービスで、岩波書店・偕成社・学研プラス・講談社、およびポプラ社などを含む全18社の作品、約2400冊を用意する。
“いつでも、どこでも、好きなだけ!”をコンセプトに、子どもたちの読書環境を支え新たな読書体験を提供することを目指した、電子書籍読み放題のサブスクリプションサービスとなっている。
「Sagasokka!」は、“知りたいことを、いつでも、どこでも、思いのままに”をコンセプトとし、子どもたちの情報収集活動や学習の環境を支え、1人ひとりが主体的に調べる力を育むことを目指した「総合百科事典ポプラディア」発の調べ学習応援サービス。
2020年度に開始された新しい学習指導要領において重視されている、「主体的・対話的で深い学び」と「情報活用能力」を育む場として、デジタル版「ポプラディア」を“毎日たくさん使いたくなる”仕掛けを組み込んでいくことを重視して開発されている。
“調べたいことが明確”な子どもだけでなく、“何から調べたらいいのかわからない”=“自分の興味”がまだ明確に定まらない、成長発達の途中段階にある子どもでも百科事典という“知識の森”を探索しつつ、自らの“好き”を見つけられる。
「Yomokka!」と「Sagasokka!」は、小学校・中学校・高等学校(義務教育学校、小中高一貫校、中高一貫校、高等専門学校、特別支援学校、フリースクール、在外教育施設を含む)を対象としており、自治体(教育委員会)単位または学校単位での申し込みを受け付けている。
あわせて、「MottoSokka!」の導入を検討している学校関係者・教育委員会関係者を対象に、「Yomokka!」と「Sagasokka!」の児童・生徒向けの機能を体験可能な、「MottoSokka!体験用ID」も用意する。
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