HelloWorldは、経済産業省が実施する令和3年度補正 「学びと社会の連携促進事業(先端的教育用ソフトウェア導入実証事業)費補助金」(EdTech導入補助金2022)に採択されたことを、4月18日に発表した。同社は、事業事務局が行っている令和4年度における実施校の公募に向けて、約20校と申請に向けて調整を進めている。
同社が開発・運営する教育現場向けの英語教育DXプラットフォーム「World Classroom」は、音声認識技術などを用いたスピーキング練習機能や、世界中の同世代との国際交流機能を搭載した英語教育DXクラウドシステム。
2021年度には、名護市教育委員会と連携して名護市立名護中学校・大宮中学校に同製品を導入。これにより、生徒のスピーキング能力や動機付けなど非認知能力の向上、教員の業務負担軽減において効果が得られた。
同製品は、手本になるネイティブの発音を聴きながらスピーキング練習が可能な音声認識技術を用いたプレゼン練習機能「My Work」、プレゼン練習の成果を動画に撮影し、プラットフォーム上で共有できる「My Classroom」、海外の教室とオンラインでつないで、練習したプレゼンを実際に海外の生徒に披露することが可能な「World Classroom」、生徒の練習データを可視化する「Student Performance」といった機能を備えている。
おもな利用シーンとしては、教科書などの音読練習、プレゼン練習・テスト、海外学校交流、英検・スピーチコンテストの指導をはじめとする授業外指導などを想定しており、学びの自律化・個別最適化、学びの探究化、教員の指導法の広がり・業務負担軽減といった効果を期待できる。
なお同社は、EdTech補助金を活用した「WorldClassroom」の導入に関心のある学校担当者からの、メールでの問い合わせを受け付けている(classroom@helloworld.city)。
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