学研プラスは、年長の子どもを持つ保護者500名を対象に実施した、日々の過ごし方に関する実態調査の結果を3月4日に発表した。同調査は、年長児(2015年4月~2016年3月生まれ)を第1子に持つ共働きの保護者に対して、2021年8月27日~30日の期間に行われている。
調査対象者に、平日に年長の子どものためにやりたいことを尋ねたところ(複数回答)、「幼稚園や保育園の出来事を話す時間を取る」(74.8%)がもっとも多く、「絵本や物語の読み聞かせ」(51.2%)がそれに続いた。また、通信教材やドリルでの学習をさせたいという回答も一定数みられる。
休日にどのようなことをしてあげたいかを尋ねた質問(複数回答)では、「体を動かす遊びやスポーツ」が66.8%、「自然などの中で様々な体験をする」が64.8%とほぼ同率で最多となり、「子どもと一緒にお家で工作などに取り組む」(42.6%)がそれに続いている。そのほか、「特別なことはせずにお家や近所で一緒に遊ぶ」といった回答もみられた。
子どもに、やってあげたいけれど、やってあげることができていないこととしては、「実際に見て触れて体験」(24.4%)がもっとも多く、その理由としては「新型コロナ禍ということもあり、いろんな場所に連れていくことに躊躇してしまうから」といった、新型コロナ禍を挙げる回答が多い。また、「共働きで、週末も習い事や親の予定でなかなか何かに触れる経験をさせてあげられてない」といった回答も寄せられた。
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