学情は、2023年3月卒業(修了)予定で、すでに内々定を得ている大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定を得ている企業の志望度」に関する調査結果を、2月8日に発表した。同調査は、1月25日~31日の期間に行われ、81名から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、内々定を2社以上得ている学生に、内々定を得た企業の志望順位について尋ねたところ、「第一志望群の企業」という回答が51.7%を占めた。
内々定を得た企業への入社意思を尋ねた質問でも、「強く入社を希望する」が38.3%に達し、前年同時期(12.6%)を大きく上回っている。
一方、1社から内々定を得ている学生に、内々定を得た企業の志望順位について尋ねたところ、半数超が「第一志望・第二志望以外の志望群」と答えており、「第一志望の企業」は23.3%、「第二志望の企業」は22.3%だった。
入社意思については、「他企業で内々定を得られなければ、入社を検討する」という回答が7割超を占めている。「強く入社を希望する」は14.6%に留まり、前年同時期比の5.3ポイント減となっている。
内々定を得た企業を、就活・インターンシップを始める前から知っていたかを尋ねた質問では、「知っていた」が42.8%、「知らなかった」が57.2%となり、半数超の学生は「就職サイト」や「就活イベント」など、就職活動を通して知った企業から内々定を得ていることがわかった。
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