帝京大学は、キャリア教育および就職活動支援に、タレントアンドアセスメントが提供するAI面接サービス「SHaiN」を試験的に導入する。
「SHaiN」は、タレントアンドアセスメントが開発した採用メソッドをもとに、企業が求める人物像や採用基準に沿ってAIが人間の代わりに採用面接を行い、応募者の資質を分析して診断データを提供するサービス。評価のばらつきを改善し、採用基準の統一が図れる。
今回の帝京大学における試験導入は、AIの科学的根拠と大学の教職員が持つデータと経験則を組み合わせて、進路決定の精度を上げる試みの一環であり、学生がスマートフォンを使って、いつでもどこでもAIからの質問に答えて学生時代を振り返るAI面接で、11の資質レベルを計る。
AIの導入によって、学生それぞれの長所や短所を明らかにし、6月から始まる採用選考の面接に合わせて、不足している点の重点トレーニングやアドバイス、教育などに活用することで、学生の資質をさらに向上するとともに、進路決定時のより本人に合った企業選び、教職員の指導レベルアップを目指す。
2月15日に八王子キャンパスで3年生を対象に行われる「就職活動直前対策講座」では、「SHaiN」の導入に先立ってAI面接のプレ体験会を実施する。
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