カタリバは、ヤングケアラーとその家族に寄り添うオンライン支援プログラム「キッカケプログラム forヤングケアラー」をスタートし、対象30家庭の新規募集を行うことを、12月22日に発表した。同プログラムのスタートにともない、ヤングケアラーの現状を知り、必要な支援を考えるためのオンラインセミナーを、2022年1月24日に開催する。
「キッカケプログラム forヤングケアラー」では、両親や祖父母、 きょうだいの世話や介護などをしている「ヤングケアラー」とその家庭を支援すべく、精神保健福祉士などの専門家への相談窓口や定期的にヤングケアラー同士で対話できる機会を設け、ケアの不安・負担の軽減サポートを目的としている。
同プログラムへの参加者を増やしていくことで、「ケアを要する家族がいる家庭で生まれ育っても、未来に希望と豊かな選択肢を持ち、自分自身の可能性を拓いていける」という世界を目指していく。
同プログラムの開始にあわせて開催されるオンラインセミナー「“ケア”を担う子どもたちの今~ヤングケアラー支援の現場から~」では、支援側である精神保健福祉士、ケアマネージャーや、子どもに寄り添うキッズ/ペアレントメンター、また当事者である元ヤングケアラーを迎え、ヤングケアラーを取り巻く現状と課題、また本当に必要な支援について、パネルディスカッション形式で議論する。
開催日時は2022年1月24日19時30分~21時。参加費は無料で、参加にあたっては事前申し込みが必要となる。申し込みの締め切りは2022年1月23日23時59分まで。
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