ジェイックは、2021年卒・2022年卒学生を対象に実施した、「就職活動の状況に関する21卒・22卒学生アンケート」の結果を10月19日に発表した。同調査は、ジェイックが運営する新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録した2021年卒・2022年卒学生に対して、2020年8月~9月と2021年8月~9月に行われ、1210名(2020年8月:270名、2020年9月:290名、2021年8月:336名、2021年9月:314名)から回答を得ている。
調査結果を2020年と2021年で比較すると、就職活動を終了した学生は8月から9月で30%台から40%台に上昇し、8月は2020年が31.5%、2021年が37.8%となっており、22年卒の学生の方が8月に就職活動を終了した割合が高くなった。
就職活動を継続していると答えた学生に、就職活動の進捗状況を尋ねたところ、2021年8月の方が2020年8月よりも「内定を取得している」と「最終選考に進んでいる」を合わせた回答が多く、2021年の方が選考が早く進んでいる可能性がある。
就職活動の方向性としては、いずれの月も「内定が出るまで民間就活を中心に行う」が多かったものの、2021年は「公務員試験や大学院入試と並行して行う」と「すでに非正規での就職や就職留年を検討中」を合わせた回答が2020年と比較して多かった。
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