リンクトイン・ジャパンは、eラーニングプラットフォーム「LinkedInラーニング」の年間視聴時間が、約41%増加したことを、9月10日に発表した。あわせて、2020年7月1日~2021年6月31日の期間に、日本でもっとも視聴されたコースのトップ10を発表している。
日本では、2020年7月~2021年6月の期間とそれ以前の1年間を比較して、「LinkedInラーニング」で学習に費やされた視聴時間が約41%増加するなど、一部の国で「LinkedInラーニング」の視聴時間が飛躍的に増えており、視聴時間が最多のフィリピンでは、前年同期比127%増となった。
世界平均では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、室内滞在時間が増えた影響からか、視聴時間は約53%増加している。
日本では、2020年と同様に「クリティカルシンキング」や「判断力の高め方」といったビジネススキル関連コースの人気が高いほか、「ビジネス英語の基礎:メールを作成する」や「Microsoft Teamsの便利技」といった、日本の社会人の即戦力になるような講座の視聴時間が目立つ。
グローバルでは、「無意識の思い込みと向き合うには」や「偏見に立ち向かう:違いを乗り越えて成功するには」など、職場の公平性や多様性の拡大に関するコースがランクインしており、Black Lives Matterの運動などが、世界中のLinkedInメンバーに影響を与え、これまで以上に公正さを重視したスキルが求められていることがうかがえる。
また、今回の視聴時間トップ10の公開にあわせて、リンクトイン・ジャパンでは10月15日まで、「LinkedInラーニング」日本国内上位10コースを無料公開する。対象動画は、LinkedIn日本代表の村上臣氏のブログポストからも参照することができる。
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