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パーソルキャリア、小中学校対象の無償出前授業で新プログラム「しごと市場」を提供開始

 パーソルキャリアは、同社が全国の小中学校に無償で提供しているキャリア教育 講師派遣授業(出前授業)「“はたらく”を考えるワークショップ」において、新プログラム「しごと市場」の提供を開始したことを8月27日に発表した。

 「“はたらく”を考えるワークショップ」は、同社が無償で提供している小学4年生から中学3年生を対象にしたキャリア教育プログラム。同社のキャリアアドバイザーらが講師を務め、現場で培った経験・知識をもとに、自ら主体的に判断しキャリアを形成していくための「生きる力」を養う授業を行っている。

 「しごと市場」は「コロナ禍で職業体験・職場体験を控えているが、子どもたちが多くの大人と接し、多様性を身につける機会をつくりたい」「今の時代に合ったリアルな仕事選びや将来の生き方を生徒たちに知ってもらいたい」といった小中学校の教員の声から生まれた新プログラム。

 企業が学校に提供している一般的な社員派遣授業(出前授業)では、自社や自分たちの業界・仕事の紹介が中心となるが、本プログラムでは、それぞれ異なる業界を経験した社員から各業界の話を聞くことができる。一度に複数の業界出身の社員がワークショップに参加するため、児童生徒一人ひとりが興味を持った分野を主体的に選んで話を聞くことも可能となる。

 また、転職が当たり前の時代となる中、転職を経験した社員へのインタビューを通じて、最初の仕事(ファーストキャリア)を選んだ理由と併せて、転職という選択肢も含めたリアルなキャリアの歩み方を知ることができる。

 なお、本格的な提供に先駆けて、7月16日に愛知県西尾市立鶴城中学校の中学2年生の生徒350名(9クラス)を対象に、本プログラムがオンラインで実施された。IT、ウェディング、エンターテインメント、コンビニ、医療、銀行、証券、保険、航空、人材、製造の11業界出身者が参加し、各業界や自身のキャリアについて紹介。生徒からのさまざまな質問に回答した。

 プログラムに参加した教員からは「授業前は『仕事は生きるためにしているもの』というような、つらい面を考えている生徒が多かったが、プログラムを通して、つらさと同時にやりがいがあるからこそ大人たちは頑張れているなど、働くことや生き方を考えるきっかけになったと思う」、生徒からは「人のために働くということはどの仕事にも共通していて、私も将来誰かのことを思って働きたいと思いました」「人生は欲張りな方が楽しいという言葉を聞いて、もう少し自分のやりたいことに挑戦してみようという気持ちになりました」といった感想が寄せられた。

西尾市立鶴城中学校での授業の模様

西尾市立鶴城中学校での授業の模様

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https://edtechzine.jp/article/detail/6240 2021/09/02 12:00

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