小学館は、同社の第一児童学習局が運営する育児メディア「HugKum(はぐくむ)」が、会員の保護者を対象に実施した、新型コロナ禍における子どもの「おうち遊び」の様子に関する調査結果を、8月27日に発表した。同調査は、4月27日~5月10日の期間に行われ、1090名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナ禍における子どもの活動で増えたものを尋ねたところ(複数回答)、「テレビを観る」が他を大きく引き離してもっとも多く、「ゲームをする」がそれに続いた。また、「本を読む」という回答も見られる。
一方、減った活動としては(複数回答)、「友だちと遊ぶ」「外遊び」「公園に行く」といったアクティブな遊びが大きく減少している。
新型コロナ禍での、子どもの気になる行動を尋ねた質問(複数回答)では、「ゲームやスマホを見過ぎる」が最多となった。また、「イライラしていることが増えた」「情緒不安定」といった精神的な不安感を抱いている子どもも増えている。
子どもに伸ばしてほしいと考えている力としては、「創造力」を挙げる回答がもっとも多く、「集中力」がそれに続いた。
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