COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が宮崎県宮崎市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2021年5月より利用が開始されたことを、6月17日に発表した。
今回「Qubena」を採用した宮崎市では、経済産業省の「先端的教育ソフトウェア導入実証事業」を活用し、2020年9月より先行してモデル校で「Qubena」が活用されていた。モデル校での活用から児童生徒間に学力差がある場合でも、一人ひとりに応じた学習を自分のペースで進めることができ、児童生徒の学習意欲の向上につながっているなどの成果が見られたため、本年度の市内全小中学校72校(小学5年生~中学3年生)約1万7000人での正式採用に至った。
また、同市では宮崎市版「未来の教室」と呼ばれる教育戦略を打ち出しており、「学びの自立化・個別最適化」「学びのSTEAM化」「新しい学習基盤作り」の実現を目指す中で、「Qubena」の活用はこれに資するものとして期待されている。
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