ヘイズが発表した「世界33カ国における労働の需給効率調査」によれば、企業が求めるスキルの傾向としては、「STEM」と「マルチスキル」が挙げられている。
同調査では、2017年に世界で求人が増えた職業やスキルとして、AI(人工知能)技術者、自動運転の技術者、データサイエンティストなどが挙げられており、STEM(科学、技術、工学、数学)関連のスキルを持つ人材が求められていることがわかる。
また、AI技術者はロボット工学・IT技術・語学、自動運転の技術者なら自動車エンジニア・情報通信・語学・プロジェクトマネジメント能力、データサイエンティストなら統計学知識・コンピュータサイエンス・分析力・マーケティングと複数のスキルが必要であり、企業が「マルチスキル」な人材を求めていることが明らかになった。
このほか同調査では、日本において技術が進化するスピードに人材のスキルが追いついておらず、AI技術者や自動運転の技術者といった最先端分野における人材不足がもっとも深刻な状況である、と訴えている。
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・ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン
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