COMPASSは5月25日、AI型教材「Qubena(キュビナ)」が愛知県名古屋市の全市立小中学校(372校、児童生徒約16万人)に指導の一環として正式採用され、今年の9月から利用が開始されることを発表した。
Qubenaは、AIが学習者の習熟度を自動で判定し、理解度に合わせた出題を行うことで、一人ひとりに個別最適化された学び方を提供する学習教材。2021年4月には、小中学校向け5教科対応版(Webアプリとして動作)がリリースされた。
今回の導入の背景として、経済産業省の「EdTech導入補助金」を活用して昨年度に市内のモデル校へQubenaを導入し、効果検証を行った結果、市が目指す個別最適化された学びの提供に資するものと評価されたことを説明している。
政令指定都市としてQubenaを市内の全小中学校へ導入するのは初となる。
COMPASSでは今年度、公教育を対象とするAI型教材Qubenaの小中学校向け5教科対応版を、全国の小中学校1200校、約30万人の児童生徒へ提供する予定。
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