くらしにくふうは、同社が運営する3歳からの「まなぶ・運動・食べる」をはぐくむメディア「おやこのくふう」が、3~6歳の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「コロナ禍における子どものマスク事情」に関するアンケート調査の結果を、5月21日に発表した。同調査は、4月28日~5月5日の期間に行われ、325名から回答を得ている。
調査対象者に、現在子どもがマスクをしているシーンを尋ねたところ、「スーパーなどで買い物をするとき」(72.9%)、「テーマパークや動物園などに出かけるとき」(62.8%)、「電車やバスなどに乗るとき」(55.7%)など、不特定多数の人と接する外出先や密になる空間では高い割合でマスクをしていることがわかった。また、「園へ行くとき、帰るとき」(64.0%)、「園の中で」(55.1%)といった回答も寄せられており、子どものマスク着用が日常化している。
子どもが1日に使用するマスクの枚数を尋ねた質問では、「1枚」(54.5%)がもっとも多く、2枚以上使用する子どもは39.3%だった。
今年の6~8月頃にかけて、子どもがマスクをする予定のシーンとしては、現在と同様に不特定多数の人と接する外出先や通園時、園において5割超が「子どもにマスクをさせる予定」と答えている。
マスクの着用が日常化する一方で、熱中症への影響が気になるかを尋ねたところ、約9割の保護者が「とても気になる」「まあ気になる」と回答した。子どものマスク着用について、気になること、悩んでいることとしては、熱中症以外に「暑くて子どもがマスクを外してしまう」「マスクによる肌荒れが心配」「マスク焼けが心配」といった回答が寄せられている。
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