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「ぷよぷよプログラミング」ワークショップと、校内eスポーツ大会が多摩市立多摩中学校で実施

 セガは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを活用した学習教材「ぷよぷよプログラミング」を使った特別授業として、プログラミング講座と生徒主体となって運営する校内eスポーツ大会「多摩中チャレンジカップ」を行う「プログラミング学習×eスポーツ」ワークショップを、3月11日に多摩市立多摩中学校にて開催した。

 今回の取り組みは、実際の「ぷよぷよ」のコーディングを通してプログラミングの理解を深めることと、eスポーツ大会の運営を通してその楽しさを体験し、同時にeスポーツに関わる職業について理解することを目的として、同校2年生の生徒162名を対象に行われた。同社はワークショップの企画・運営サポートを行い、生徒たちがeスポーツ大会を主導。講師には「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンスを保有し、プログラミングにも詳しい、ぴぽにあ選手とヨダソウマ選手が招かれた。

 当日は、午前中に4クラス各1時限ずつ「ぷよぷよプログラミング」ワークショップを行った。生徒はゲーム開発のプロも使用するプログラミング開発環境を実装した「Monaca Education」上で、手本を見ながら「ぷよぷよ」の虫食い状態になったソースコードを完成させることで、「ぷよ」の落下や左右移動、回転をさせるためのコーディングや「ぷよ」の落下スピードなどのパラメータを書き換えてゲームバランスを調整する作業を体験した。また、事前に生徒が描いたイラストを使い、背景や「ぷよ」の画像に差し替える発展的学習も行った。

「ぷよぷよプログラミング」ワークショップの様子
「ぷよぷよプログラミング」ワークショップの様子

 また、午後の授業では「ぷよぷよeスポーツ」を用いた校内eスポーツ大会「多摩中チャレンジカップ」を開催。事前に実施した予選を突破した各クラス4名、計16名の代表によるトーナメント戦にて優勝を争った。プレイヤー以外の生徒は、MC、実況、機材管理、選手誘導、対戦席消毒などの運営スタッフや応援として参加した。大会はプロ2名が解説を務め、大会の模様を校内や教育委員会に向けてリアルタイム配信するなど、実際のeスポーツ大会同様の構成で実施した。学校行事としてゲームを楽しむだけでなく学校にある備品を最大限に活用し、生徒自らが主体となって大会運営を行うことで、生徒たちから注目を集めるeスポーツに関する仕事を広く体験する場となった。

「多摩中チャレンジカップ」の様子
「多摩中チャレンジカップ」の様子

 イベント後のアンケートでは「(プログラミングは)もっと難しいかと思っていたけれど細かく丁寧に教えてもらえたのでスムーズにできた」「大会ではいろいろな方法で『ぷよ』を消していて、見ていてとても面白かった。MCもすごく楽しく、いい経験ができてよかった」などの感想が寄せられた。また、同校の校長先生は「コロナ禍でイベントが延期・中止になる中、プログラミングやキャリア教育など貴重な体験ができてよかった。『多摩中チャレンジカップ』は事前に予選を行い、当日も選手だけでなく、運営や応援など全員でイベントを楽しむことができた」とコメントを寄せた。

 「ぷよぷよプログラミング」は2020年6月の提供開始以来、全国各地の教育委員会や学校、eスポーツ団体や企業が主催するイベントで、同コンテンツを活用した特別授業、ワークショップなどが行われ、2021年3月時点の登録者数は4万5000人を突破した。セガではゲーム事業やジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトル「ぷよぷよ」のeスポーツ展開を通じて培ったノウハウや資産を活用し、今回の特別授業のようにプログラミング教育に関する企画・運営を多数サポートしている。

 今後も2020年度よりプログラミング教育が必修化された小学校や、2021年度より拡充される中学校のほか、高等学校、大学などの教育機関を中心にプログラミング教育を支援する取り組みを進めていく。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5688 2021/05/19 08:00

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