学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「選考の参加方法(オンライン・リアル)の希望」に関するアンケート調査の結果を、4月23日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2022」サイト来訪者に対して、4月12日~19日の期間に行われ、496名から有効回答を得ている。
調査対象者に、会社説明会で希望する参加方法を尋ねたところ、「オンライン」(23.4%)と「どちらかと言えばオンライン」(23.0%)を合わせた「オンライン」での参加を希望する学生が46.4%に達した。
「志望企業を絞り込んでいない段階では、オンラインで多くの企業の説明会に参加し、選択肢を広げたい」という意見があった一方で、「話を聞くスタイルであればオンラインで参加したいものの、座談会などがあればリアルで参加したい」「志望度の高い企業は、企業の雰囲気や、オフィスの立地など働く環境も知りたい」といった意見も寄せられている。
一次面接で希望する参加方法を尋ねた質問では、「オンライン」(27.8%)がもっとも多く、「どちらかと言えばオンライン」(21.6%)がそれに続き、合わせて49.4%が一次面接に「オンライン」での参加を希望した。
具体的な意見としては、「遠方の企業でも参加しやすい」「大学の授業や、インターンシップもオンラインが多かったので慣れている」「リアルだとマスク越しになり、表情がわかりにくい。選考のなかで1回はオンライン面接があったほうが、表情もわかると思う」といった声が挙がっている。
最終面接で希望する参加方法としては、「リアル」(43.8%)が最多で、「どちらかと言えばリアル」(19.2%)がそれに続き、合わせて63.0%が最終面接に「リアル」での参加を希望した。
その理由としては、「最終面接では、役員に会えるチャンスがある」「全身で熱意をしっかり伝え、人柄が伝わるようにしたい」「ミスマッチを防ぐために、少なくても一度は、企業に直接訪問したい」「リアルの方が、より自分自身のことをわかってもらえると思う」といった意見が寄せられている。
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