フルノシステムズは、同社が提供する無線LANアクセスポイントのハイエンドモデル機種「ACERA(アセラ)1210」が、山形県の公立高等学校と特別支援学校のICT基盤整備で導入されたことを、3月31日に発表した。
山形県教育委員会では「第6次山形県教育振興計画」に沿って、さまざまな教育課題の解決に向けた施策を展開しており、その中でもICT活用推進は重要テーマとして掲げられている。2020年度にはGIGAスクール構想の補助金申請制度を活用し、高校46校と特別支援学校18校の普通教室に、同社の3RF(スリーアールエフ、3つの周波数=3種類のWi-Fiを同時に利用できる仕様)対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」が合計591台導入された。
山形県教育委員会ではICTの日常的な活用に向けて、これまで情報教室など特別教室に限られていた校内LANを普通教室に整備してきた。生徒の1人1台学習端末使用を実現するためのネットワーク基盤を整備することで、今後もICTの積極的な活用を進めていく方針だ。なお、無線LANシステム構築は、NTT東日本山形支店が担当した。
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