子ども新聞、子ども向け紙面をつくる全国の新聞社21社は、全国の小学生を対象に実施した「よりよい世界をつくるためには」に関するアンケートの結果を、3月25日に発表した。同調査は、全国の小学1~6年生に対して2020年12月4日~2021年1月31日の期間に行われ、1万5104名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、SDGsを知っている小学生は48.5%で、SDGsにおける17の目標のうち興味があるのは「海の豊かさを守ろう」「安全な水とトイレを世界中に」「人や国の不平等をなくそう」が上位となった。
ほかにも、85%超の子どもが地球の未来を心配しており、92%超の子どもが環境のために何かに取り組んでいる。また、約8割が今住んでいるまちに住み続けたいと答えており、多様性という言葉を聞いて思い浮かぶこととしては、障がいのある人もない人もいっしょに働いたりスポーツをしたりできることがもっとも多い。
なお、日本が世界と協力して取り組むべき課題としては、争いを減らすこと、地球温暖化防止を挙げる意見が多かった。
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