マイナビは、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ2022年卒大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を、3月8日に発表した。同調査は、2月1日~12日の期間に行われ、3599名(文系男子:604名、文系女子:1611名、理系男子:584名、理系女子:750名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、インターンシップに「応募・申し込みをした」学生の割合は前年比0.1ポイント増の92.5%で、インターンシップに「参加した」学生は前年比0.8ポイント減の84.5%だった。平均応募社数は9.4社(前年比1.7社増)、平均参加社数は5.1社(前年比0.2ポイント増)となっている。
参加したインターンシップの参加形式としては、対面形式のインターンシップのみに参加した学生は5.0%に留まり、95.0%がWeb形式を経験していた。
インターンシップに参加しなかった理由としては、「参加したかったが選考で落ちたから」が22.5%(前年比19.1ポイント増)で、もっとも多い。
インターンシップ以外の就職活動の準備(情報収集、企業研究、自己分析、課外活動など)を開始した時期は、「昨年9月以前」が54.6%(前年比6.5ポイント増)に達している。
活動の準備を行った理由としては「早く就職活動を始めなければという焦りがあったから」(30.5%)が最多だった。
インターンシップ以外の就活準備では、「旅行やボランティアなど、人と違うことをする」が前年より46.5ポイント減少、「資格を取得する」は27.3ポイント減少している。前年より増加した項目としては、「企業の採用ホームページを見る」(53.1%)が前年の3倍以上となり、「自分の長所短所について考える」(54.8%)、「企業検索をする」(55.6%)も大幅に増加した。
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