オンライン生放送学習コミュニティ「Schoo(スクー)」を運営するSchooは1月15日、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド型の教育環境を整備したい高等教育機関(大学・専門学校)と社会人教育事業者を対象に、専用の無料相談窓口を設置した。
問い合わせフォームから受け付けており、現在のところ無期限となっている。
「世の中から卒業をなくす(すべての人が学び続けられる)」をミッションに掲げ、大人たちが学び続けられる環境として提供されているオンライン生放送学習コミュニティ「Schoo」は、2012年のサービス開始以降、生放送授業を毎日無料で提供しており、会員数は約55万人を突破。録画授業は、見放題の月額制サブスクリプションとして提供している。近年はオンラインで学校を再発明すべく、地方自治体や教育機関との連携を強めている。
2014年以降、15以上の大学とのオンライン活用の実証実験を行っており、コロナ禍において2020年3月に設置した「大学授業のオンライン化相談窓口」では、10以上の大学のオンライン化を支援した。2020年12月からは、教育機関に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援も開始している。
今回の施策は、2021年1月に発出された緊急事態宣言を受けて教育機関への支援を強化するため、大学向けに設置していた相談窓口を専門学校や社会人教育事業者に拡大したものとなる。
具体的な相談例としては、「他校や海外の先端事例や取り組みを知りたい」「教員を巻き込み全学でハイブリッド教育推進を積極的に進めたい」などが挙げられている。
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