アークズの育児用品ブランド「norokka(ノロッカ)」は、小学生の長子を持つ母親を対象に実施した「小学生の姿勢に関する意識調査」の結果を、12月14日に発表した。
同調査は、11月11日~16日の期間に行われ、551件の回答を得ている。
調査対象者に、子どもの姿勢について尋ねたところ、「悪い」「やや悪い」を合わせた回答が59.5%に達した。なお、「よい」「ややよい」という回答は7.1%に留まっている。
新型コロナウイルス感染症の影響による自宅学習中に、コロナ以前と比較して姿勢の悪さを感じる機会が増えたかを尋ねた質問では、「増えた」が41.0%だった。
子どもの姿勢が「悪い」と答えた人に、どのような時に姿勢が悪いと感じるか尋ねたところ「勉強時」が74.7%、「食事時」が72.9%、「テレビ視聴時やテレビゲーム時」が62.8%と、座り姿勢が上位を占めており、「歩行時」「運動時」は低い順位となっている。
子どもの姿勢の改善を望むかを尋ねたところ、「すぐにでも改善したい」「改善したい」を合わせた回答は73.6%に達した。
子どもの姿勢を改善することで、どのような効果があると考えるかを尋ねた質問(複数回答)では、「身体や視力への良い影響」が71.1%、「見た目の印象が良くなる」が58.8%、「学習意欲や成果の向上」が45.0%となっている。
姿勢改善に関する悩みとしては、「子どもの努力だけでは正しい姿勢を持続できない」が45.4%、「根本的な改善策が分からない」が42.1%、「何度も子どもに声をかける時間がもてない」が30.5%だった。
姿勢改善のために定期的な声かけを実施している母親のうち、半数以上が「根本的な解決策がわからない」と回答しており、18.7%の母親は「特に何もしていない」と答えている。
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