LINEは、同社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の高校生を対象に実施した、通学手段や通学時間をどのように過ごしているかについての調査結果を、11月9日に発表した。
同調査は、全国の高校1~3年生の男女に対して、10月6日~9日の期間に行われ、2160名から有効回答を得ている。
高校生に、通学時の交通手段を尋ねたところ、「自転車」(56%)がもっとも多く、「電車」(48%)がそれに続いた。
男子は女子よりも「自転車」を利用する人が多く、女子は「家族の車」や「バス」の利用がやや多い。
「自転車通学」が多い都道府県は「和歌山」「高知」「愛媛」といった西日本方面で、「電車通学」は「東京」「埼玉」「千葉」といった首都圏をはじめ、都市部とその周辺エリアが多かった。「家族の車で通学」は「沖縄県」がもっとも多く、「青森県」「富山県」など東北や北陸地域に多い傾向がみられる。「バス通学」は「長崎県」でもっとも多かった。
「徒歩通学」は「鹿児島県」が最多で、以下「岩手県」「島根県」「北海道」が続いている。
通学中にしていることとしては、女子では「音楽を聴く」がもっとも多く、「SNS(TwitterやInstagramなど)に投稿したり閲覧したりする」「メッセージのやり取りをする(LINE、DMなど)」がそれに続く。
男子では「音楽を聴く」「ゲームをする」「勉強をする」が上位を占めた。
「電車通学」をしている人では、「勉強をする」「友だちとおしゃべりをする」「ニュースを見る」の割合が高く、「バス通学」では「寝る」「ぼーっとする」「景色をながめる」が多い。
寄り道については、「まっすぐ家に帰る」という回答は3割で、7割の高校生がどこかに立ち寄っている。立ち寄り先としては、「コンビニ」「学習塾」「100円ショップ/ディスカウントストア」が上位を占めた。
「コンビニ」は、女子で約5割、男子で約4割を占めており、女子の2位は「100円ショップ/ディスカウントストア」、3位は「ドラッグストア」となっている。男子の2位は「学習塾」で、5位には「図書館/自習室(学校以外)」がランクインした。
そのほか、首都圏では「学習塾」「ファーストフード店」に立ち寄る高校生が多い。
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