学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動準備の状況」に関する調査結果を、11月2日に発表した。
同調査は、同社が運営する通年採用対応ジョブ型インターンシップサイト「あさがくナビ2022」来訪者に対して、10月24日~28日の期間に行われ、239名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動に不安があるかを尋ねたところ、82.9%が「不安がある」、14.2%が「どちらかと言えば不安がある」と答えた。合わせて97.1%の学生が就職活動に不安を感じていることが明らかになっている。
具体的な不安の内容としては、「コロナの影響がどの程度あるか分からず不安」「対面で企業の担当者と話す機会がなかなかないので、企業研究ができていない」「大学に行く機会が減り、友人と情報交換できていないので、自分の立ち位置が分からない」といった意見が寄せられている。
就職活動に不安を感じている理由を尋ねた質問では、「コロナ禍で、企業の採用数が減っているから」(66.8%)という回答がもっとも多い。以下、「周囲がどの程度、就職活動準備を進めているか分からないから」(62.1%)、「コロナ禍で、企業が採用のハードルを上げていると思うから」(53.0%)が続いている。
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