学情は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や、テレワークの推奨を受けて、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「オンラインツールの利用状況」に関する調査結果を、9月28日に発表した。
同調査は、同社の運営する通年採用対応ジョブ型インターンシップサイト「あさがくナビ2022」への来訪者を対象に、9月9日~18日の期間に行われ、870名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前(2月以前)と比較して、増加したものを尋ねたところ(複数回答)、「オンラインでの授業」(95.4%)がもっとも多かった。「動画の視聴」(62.6%)、「インターネットを活用した情報収集」(52.2%)がそれに続いた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前(2月以前)と比較した、オンラインツールの利用状況を尋ねた質問では、「Zoomなどのオンラインコミュニケーションツール」「LINEなどのコミュニケーションツール」「動画」の利用が増えている。とりわけ、「Zoomなどのオンラインコミュニケーションツール」は「増えた」「どちらかと言えば増えた」を合わせた回答が92.3%に達している。
興味のある企業でWebセミナーやWeb面接が実施された場合、参加したいかを尋ねたところ、95.2%が参加意向を示した。
WebセミナーやWeb面接を利用したい理由としては、「交通費を節約できる」(61.5%)が最多で、以下「移動時間を節約できる」(58.7%)、「好きな時間に視聴することができる」(58.5%)が続いている。
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