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立命館アジア太平洋大学が電子署名サービス「Adobe Sign」を導入、日本国内の大学としては初

 アドビは、立命館アジア太平洋大学(以下、APU)が、同社の電子署名サービス「Adobe Sign」を導入したことを、9月24日に発表した。

 APUは、学生約6000名のうち約半数が90カ国・地域からの留学生であり、教員も約半数は外国籍、授業も日英両言語で行われている大学。これまでは留学生に対して、出願および入学手続書類の原本の一部を、海外郵送で提出を求めていた。

 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、相次いで主要都市が封鎖され、教育機関の休校等が発生し、教員と会えず推薦状にサインがもらえない、大学より送られてくる誓約書(大学が定めた諸規程への遵守を誓約する書類)等の所定書類を受け取れない、受け取り後も期日までに郵送できないといった問題が多数発生するようになった。

 これらを解決するため、APUは国内の教育機関では初めて、国際学生の募集や入試を扱うアドミッションズ オフィス(国際入学試験事務局)に「Adobe Sign」を導入。また留学生の推薦状提出プロセスに加えて、誓約書にも「Adobe Sign」を活用することとなった。今後は大学が提供する教育プログラムの同意書への活用など、学内のさまざまな業務への利用拡大を予定している。

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https://edtechzine.jp/article/detail/4486 2020/09/28 06:00

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