ニフティは、同社が運営するIT情報サイト「@niftyIT小ネタ帳」において、「子どものSNS利用に関するアンケート」の調査結果を7月28日に公開した。
同調査は、ニフティネクサスが運営するポイントサービス「ライフメディア」の会員を対象に、7月6日~12日の期間に行われ、2万2276名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもがSNSを利用しているかを尋ねたところ、子どもが何かしらのSNSを利用しているという回答は、48.0%に達した。また、「分からない」という回答も20.2%に達している。
子どもがSNSを利用する上で、危険だと思うことや不安に感じることを尋ねた質問(複数回答)では、「知らない人とのやり取りや面会」がもっとも多く、全体の7割が子どものSNS利用について、何らかの心配をしていることが明らかになった。
子どもがSNSやインターネット上でのトラブルに巻き込まれたことがあるという回答は、4.8%に留まったが、実数に換算すれば280名の子どもが実際に何らかのトラブルに巻き込まれたことになる。
子どもが経験したインターネットでのトラブルとしては(複数回答)、「ネット上のいじめ」(34.3%)が最多で、以下「詐欺メールや詐欺サイトに騙されそうになった、騙された」「親の許可なく課金した」という回答が上位となっている。
SNS上でのトラブルに対して重要な対策を尋ねた質問では、「情報モラル教育」(53.8%)という回答がもっとも多く、「トラブルがあった時、子どもが相談できる環境を用意する」がそれに続いた。
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