コードタクトは、クラウド型授業支援システム「schoolTakt」上で、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)のビデオ・音声通話サービス「Enterprise Cloud WebRTC Platform SkyWay」を用いて、音声通話機能のβ版の提供を、6月下旬に開始する。また、先行して一部の学校におけるβ版の実証を、6月1日に開始した。
「schoolTakt」への音声通話機能の追加によって、これまでは授業支援システムとWeb会議システムを併用して行っていた双方向でのリアルタイムコミュニケーションをともなうオンライン授業を、「schoolTakt」単独で実現できる。
なお、9月上旬には、児童・生徒のグループワーク時に相互での音声通話を可能にするグループ通話機能の追加を予定しており、「schoolTakt」の最大の特徴である児童・生徒同士のリアルタイムでの回答状況などの閲覧時に、グループで話し合いを行うことで、オンラインながら「みんなで学び合う」学習環境を実現できる。
6月1日に開始した実証には、以下の小学校が参加している。
- 柳津町立柳津小学校
- 成城学園初等学校
- 倉敷市立水島小学校
- 倉敷市立旭ヶ丘小学校
- 福岡市立吉塚小学校
6月下旬には、β版の一般公開を予定しており、その際はNTT Comが提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」を通じて「schoolTakt」を利用しているすべての利用者、およびNTT Comが提供する「GIGAスクールパック」を導入するすべての学校で、2020年度内は無償での利用を可能にする。
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